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仙台市戦災復興記念館でフィールドワーク

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キャリア開発総合学科のフリー科目紹介
「仙台の歴史と文化」≪仙台市戦災復興記念館・芭蕉の辻編≫

知っているようで知らない仙台の歴史と文化、今回は仙台市戦災復興記念館と芭蕉の辻でフィールドワークしました。
12月13日(火)、3回目となるフィールドワークでは、伊達政宗が仙台を築いて260年後の1868年(明治元年)明治維新が行われ、その2年後の1871年(明治3年)には廃藩置県により仙台県へ、また、東京から仙台までの鉄道が整備進み、1887年(明治20年)には仙台駅がが整備され、1889(明治22年)仙台市では市制施行、1907年(明治40年)には東北帝国大学が創立されるなど東北の中心都市、学都として目覚ましく発展していくことになります。

仙台市戦災復興記念館では、展示室の調査を開始、これまで調査した「仙台市博物館」、「仙台城址」などを確認後、明治時代~昭和まで授業で取り組んできたことを再確認。
この後、展示室で説明をした後に、前回も講義を頂いた仙台市博物館の中武先生から、廃藩置県後に仙台城二の丸に陸軍の東北鎮台(とうほくちんだい)が設置されたことで、仙台の街が軍都として栄えることになったこと、そして1945(昭和20年)7月10日午前0時3分マリアナ諸島から発進したB29により、仙台に甚大な被害をもたらしたこと。この空襲を機に、1946(昭和21年)には仙台市都市計画が作成され、伊達政宗が築城にあたって縄張りした城下町を基に、道路等が整備され現在の街が一新されたことを学んだ後、かつて仙臺の中心地であった奥州街道と名掛丁が交差する「芭蕉の辻」を調査しました。

なお、写真の一番下の列には11月15日(土)に行われた仙台城大手門脇の発掘調査説明会の状況を掲載しておきます。

1回目のフィールドワーク「地底の森ミュージアム編」はこちらからご覧ください。
2回目のフィールドワーク「仙台市博物館・仙台城址編」はこちらからご覧ください。

仙台市戦災復興記念館については、こちらからご覧ください

11月15日(土)に行われた仙台城大手門脇にある脇櫓(わきやぐら)の発掘状況について、以下に掲載しておきます。脇櫓の礎石部分や瓦なども出土しています。