10月14日(木)午前11時45分より、今年度第2回目の避難訓練を実施しました。好天に恵まれ、秋晴れの清々しいお天気の中、構内で授業を受けていた学生と勤務中の教職員の参加により、予定通り訓練を行いました。

災害発生時に学生が自らの命を守るため、実践的な避難訓練を通じて、自分自身の安全を確保する適切な避難行動ができるようにすることが訓練の目的です。

「天災は忘れた頃に来る」という文言は、防災に関する文章などによく用いられる有名な警句です。寺田寅彦が言い出したといわれていますが、手紙や手帳なども含めて本人が書いたものの中には見当たらないそうです。今村明恒著『地震の国』(1929年発行)によると、「天災は忘れた時分に来る。故寺田寅彦博士が、大正の関東大震災後、何かの雑誌に書いた警句であったと記憶している。」とあります。身に危険を及ぼす災害は常に身近にあります。起きてしまった災害を忘れることなく日々の備えをしましょう。