2026年1月14日 (水)、今年度最後となる仏教行事である「涅槃会」を開催しました。お釈迦さまが亡くなって安らかな境地「涅槃」に入られたことを偲ぶ行事です。式典では仏教青年会委員の学生が司会を行い、仏教青年会委員の学生が「献灯の舞」を披露した後に、導師の鎌田文惠学園長が読経を行い、三浦学長の焼香に合わせて学生と教職員が一斉に合掌、礼拝をしました。学園長による法話のあと、来賓としておいでいただいた伊澤勝平理事長よりご挨拶をいただきました。
涅槃会はお釈迦様の命日である2月15日に行われる法要ですが、本学では行事日程の都合上、1ヶ月早い1月に行っています。涅槃会の法要には、追悼と報恩という2つの目的があります。「追悼」はお釈迦様が亡くなられたという事実に直面し、その最期を深く悲しみ、偲ぶことが目的です。涅槃図(お釈迦様が沙羅双樹の下で横たわり、弟子や動物たちが嘆き悲しむ様子を描いた絵)を掲げ、お釈迦様への感謝と敬意を込めて供養します。お釈迦様を偲ぶ「追悼」だけでなく、なぜ「報恩」という目的もあるのでしょうか。それは、お釈迦様の教えがあるおかげで、現代の私たちも幸せに生きるヒントを得られるからです。もしお釈迦様の教えがなかったら、現代の私たちは尽きない欲にずっと悩まされていたかもしれません。欲には限りがありません。お釈迦様の教えがあるおかげで、私たちは煩悩に向き合い、目先の欲だけでは手に入らない幸せについて考えられます。涅槃会の法要は、この恩に報いるという意味も持っています。
涅槃会はお釈迦様の追悼・報恩のための法要ですが、命のつながりについて考えるきっかけにもなります。この世に生まれた命は、いつか終わりを迎えます。しかし亡くなったあとも、ご先祖様が生きていた事実や、生前に成し遂げたことは無くなりません。ご先祖様から受け継いだ命について考え、改めて感謝の気持ちを持って、一日一日を大切に過ごしていきましょう。




















