今年の2月から9月にかけて、長期・短期の語学留学をした3名の学生の報告会が10月10日の昼休みに開催されました。1人は6ケ月間の長期留学で韓国へ、2人は2~3週間の短期留学でオーストラリアとカナダに行きました。〔※もう1名が短期留学でイギリス(ロンドン)に語学留学しましたが、報告会は都合により欠席でした。〕

本学では、海外留学等支援制度があり、4名とも審査の結果、助成対象に選ばれました。この制度では、留学先や期間を学生が自由に企画できます。詳しくは、下記のページをご覧ください。

奨学金・修学支援制度についてのページはこちらから

M.Kさん「韓国」令和5年2月28日~8月25日

週5日梨花女子大学の語学堂に通い、韓国語を勉強してきましたが、学校での授業の進め方などとても分かりやすく、楽しみながら勉強することができました。また、様々な国から韓国語を勉強しに来ている人がいるので、韓国の文化だけではなく、いろいろな国の文化の違いなどにも触れることができたのがとても新鮮でいい経験になりまた。私は留学中に学校のダンス部に所属したり、外部のダンスサークルに通いました。韓国では有名なK-POP歌手のバックダンサーや振付師の方がたくさんいます。その先生方に直接教わることは日本ではなかなか経験できないことですし、生徒さんの中にも有名なダンサーさんがいたりなど、とてもいい刺激になりました。現地でダンスを習いながら親しくなった人たちと韓国語でコミュニケーションをとることができて、語学能力も実際に使っていくことで急激に伸びたと思います。今後も語学勉強に力を入れて検定でも上級の合格を目指します。

M.Sさん「オーストラリア(ブリスベン)」令和5年8月19日~9月3日

今回2週間オーストラリアの語学学校に通いホームステイを体験してきました。私はこの留学で異文化を直接肌で感じたいという思いがありました。先生との距離の近さや食文化など、日常のいたるところに日本との違いがありました。特に文化の違いを感じたのは、語学学校の授業を受けていた時です。そこで実感したのは失敗を恐れて発言しないのは日本人特有だということです。クラス内では積極的に発言している人ばかりで、学びに来ているのだから間違えるのは当たり前のスタンスでした。そのため授業は座って先生の話を聞くだけの授業ではなく、生徒が積極的に発言する参加型の授業でした。この体験を身近で感じられたことは、とても貴重な体験になりました。

S.Iさん「カナダ(バンクーバー)」令和5年8月19日~9月10日

バンクーバーへの短期留学を通して多くの成果を見出すことができた。短い間だったが、多文化であふれるカナダで過ごしたことで、今まであった固定観念に囚われなくったと感じる。様々な国籍、年代の方々や文化に触れてきたことで、自分が当たり前だと思っていたこと、他と共通しているところ、異なるところ、様々な視点から物事を見るようになり、新たな発見ができた。また、すべてが順調ではなく、母国語ではない言語でのコミュニケーションに若干の挫折を感じることもあったが、新しいことにチャレンジする日々はとても新鮮で楽しかった。英語のスキルはまだまだだが、それ以上にここまで一人でやってこれた自分自身に自信をつけることができた。これから先のモチベーションにもなった。次の大きな目標としては長期間の滞在とワーキングホリデーなので、それに向けて頑張っていきたい。

M.Tさん「イギリス(ロンドン)」令和5年8月12日~9月11日

私は今回の留学から多くのことを学びました。語学学校では少人数制クラスで先生と生徒の距離が近く、積極的な発言が求められました。また、ペアワークの機会がとても多く、そのためほとんどの時間を英語に触れられる環境で過ごしました。日本の授業のような、英文を書いてから読み上げるというような英会話の仕方ではなく、その場ですぐに発言するということに慣れず、初めは周りとうまくコミュニケーションをとれない歯がゆさを感じていました。しかし、私が言葉に詰まっても、発言したいという意思さえ表せば、周りの人たちはゆっくりでいいと待ってくれたり、言いたいことを察して言葉を誘導してくれたりしました。私が英語で発言することを躊躇わなくなったのは、単に英語に慣れたからではなく、周りの人たちの親切のおかげでもあります。今回の留学を通して、私は語学面だけではなく、精神面でも成長することができました。自分の意思表示をすることの大切さ、問題解決能力や、いざとなったらきちんと周りの人に頼ること。一ケ月を通してとても充実した、学びの多い日々を過ごしました。支えてくださった周りの人たちに感謝して、これからも勉学に励んでいく所存です。