4月25日 (火)、仏教行事「降誕会(ごうたんえ)」を開催しました。お釈迦さまのお誕生を祝う行事です。式典では、聖歌「三帰依文(さんきえもん)」を唱えた後、仏教青年会委員による「献灯の舞」「献花」の後に鎌田文惠学園長先生が読経を行い、吉川学長先生の焼香に合わせて学生と教職員が一斉に合掌・礼拝(らいはい)し、学生代表による灌仏(かんぶつ)が行われました。続いて鎌田学園長先生の法話をお聞きし、鈴木繁雄理事長先生からご挨拶をいただきました。最後に聖歌「四弘誓願(しぐせいがん)」を唱えて式典は終了しました。昨年まではコロナ禍にあって、三密を避けるため学科ごと2回に分けて実施していましたが、今年は4年ぶりに全学一斉に行いました。

降誕会(ごうたんえ)・・・お釈迦さまの誕生を祝う仏教行事です。日本では原則として毎年4月8日に行われ、一般的には花まつり(はなまつり)と呼ばれています。灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)の別名もあります。

灌仏(かんぶつ)・・・お釈迦さまにまつわる伝説の1つに、誕生の際、天からやってきた龍が甘露の雨を注いだというものがあります。そこから、お釈迦さまの像に甘茶をかけることで釈迦如来が霊力を保ち続け、いつまでもお釈迦さまから守り助けてもらえることができると考えられ、誕生仏に甘茶をかけるようになったものです。

降誕会終了後、学生会主催による新入生歓迎会を行いました。歓迎会の様子はこちらをご覧ください。