10月13日(木)午前11時45分より避難訓練を実施しました。学内で授業を受けていた学生と勤務中の教職員の参加により、予定通り訓練を行いました。

訓練では、授業中に緊急地震速報を受信し、校内放送で避難を指示するという想定で、避難開始から7分で全員がグランドに避難を終えました。宮城県は、今年5月10日に津波浸水想定を公表。最大クラスの津波が、考え得る悪条件が重なる状況下で発生する想定で計算されており、東日本大震災の津波で浸水しなかった地域でも浸水が見込まれています。登下校途中の場所によっては、1メートルを超える津波被害が想定される区域もあります。登下校の途中に強い地震が発生した場合に備えて、最寄りの避難場所や避難ルートの確認をしておきましょう。

Jアラート発信時の対応について
10月4日早朝、北朝鮮から発射されたミサイルは東北地方の上空を通過したあと、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋に落下したとみられています。弾道ミサイルが発射され、万が一、宮城県内への影響が予想される場合には、国から、ミサイル発射情報や屋内避難の呼びかけ等の緊急情報がJアラート(全国瞬時警報システム)により伝達され、その情報が携帯電話・スマートフォンの緊急速報メール等を通じて伝達されますので、落ち着いて直ちに以下の行動をとってください。

【屋外にいる場合】
近くの建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(地下街、地下鉄駅舎などの地下施設)に避難する。近くに適当な建物等がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せて頭部を守る。

【屋内にいる場合】
できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋や廊下へ移動する。

【授業中の場合】
教室にとどまり、窓がある場合は窓から離れる(授業を中断する場合がある)。屋外にいる場合は授業を中断し、建物の中に避難する。校内放送等により大学から指示がありますので、それに従うこと。

【その他】
授業や試験を平常通り行うことができないと判断された場合は、休講もしくは試験日の振替などの特別措置をとることがあります。特別措置の内容については、一斉メールまたはclassroomよりお知らせします。

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