4月1日付けで鳴海渉前学長の後任として、第六代聖和学園短期大学長の重責を担うこととなりました。

皆様のご協力とご支援を得て、大学の運営・発展に尽くしたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

さて今日、コロナ対応、18歳人口の減少などの環境のもと、大学の舵取りは極めて困難です。このような時こそ本学は仏教精神に基づく「建学の精神」である「慈悲」と「和」、「智慧」を修得し、地域はもとより世界で活躍できる学生の育成を目指さなければなりません。

言うまでもありませんが、大学の使命は教育と研究を通じて広く地域に貢献することが求められています。質の高い教職員と意欲にあふれる優秀な学生を集め、すべての皆さんのお力をお借りして、強固な財務基盤を確立し、安心して教育と研究に打ち込める環境を整備する必要があります。それこそが、大学のマネジメントに求められているものであり、微力ながら学長として全力で新しい職務に取り組む決意です。

私は、本年創立70周年を迎えた本学が、100年、200年と存続するよう基盤を一層充実させることが、自らの使命と考えています。みなさんの聖和学園短期大学に寄せる思いと知恵そして情熱が改革には不可欠です。情報発信も地域・全国・世界に向けて行い、聖和短大のプレゼンスを高めたいと思っています。「聖和短大で学べてよかった」「聖和短大で働けてよかった」と言えるような環境づくりを誠心誠意行います。改めまして皆さんのご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。

聖和学園短期大学
学長 吉川和夫