【重要】新型コロナウイルス感染症対策(第11報)

学生生活のよくある質疑応答集

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、本学では令和2年度の授業開始やガイダンス等の日程を変更・延期しました。今もなお予断を許さない局面が続く中、不安な日々を過ごしている方も多いことと思います。
 4月16日に行った「生活に関するアンケート」の結果、全学生の8割を超える皆さんからご回答いただきました。その中から困っている、不安だという回答数が多かったものや自由回答欄への記載について「学生生活のよくある質疑応答集」Q&Aとしてまとめましたのでご活用ください。

学生生活のよくある質疑応答集

1 健康について

 Q1 自分が感染していないか不安です。また、風邪症状があると心配になります。

 A1 風邪症状は新型コロナウイルス以外にもたくさんあります。必要以上に不安にならず、あなたの体温等の計測、記録をして体調管理に気を付けましょう。熱症状が続く場合には健康相談電話窓口(コールセンター)でも受け付けています。
Tel. 022-211-3883、022-211-2882  受付時間 24時間対応

 Q2 いつどこで感染するか不安です。

 A2 感染症対策は手洗いが基本です。ウイルスや細菌は手指消毒、アルコール消毒すれば死滅、感染力がなくなります。マスクの着用も接触感染や飛沫感染を予防する効果があり、マスクを着用することで周囲への感染拡大を予防することができますので、外出する際には励行してください。

 Q3 バスや電車を利用するのが不安です。つり革につかまるのも怖いです。

 A3 「咳エチケット」で感染拡大を防止しましょう。つり革につかまることは車内での転倒防止などの安全のため必要です。電車やバスを降りたら、しっかりと流水と石けんで手を洗い、アルコール消毒を必ずしてください。
また、自家用車で通学する場合、6月末まで学生駐車場を無料で使用できます。交通安全に気を付けて利用してください。

 Q4 実家に帰りたいが、自分が感染していたらと考えると帰れません。 

 A4 不安で実家に帰りたいという気持ちは十分に分かりますが、大切な家族や友達を守るためにも、できるだけ帰省を控えることも必要です。電話やメール、SNSなどであなたの元気な声・姿を知らせましょう。なお、実家への帰省については、社会の状況を踏まえ、ご家族とよく相談して判断してください。

 Q5 部屋に閉じこもりがちで運動不足になってしまいます。

 A5 部屋の中で簡単にできる運動がネットで多数公開されています。軽い運動をしてみましょう。また、公園などで散歩したりすると運動不足、ストレス解消にもなりますが、自分の体調を考え感染リスクを極力減らすようにして行ってください。

2 生活(お金に関すること)について

Q1 アルバイトができなくて、お金が減ってきています。

 A1 国の「1人当たり10万円給付」がまもなく実施されます。もう少しお待ちください。また、日本学生支援機構の貸与型奨学金の申し込みができます。詳しくは学生課までご連絡ください。学生課のHPを参考に早めに申請してください。

 Q2 4月の休校となった分の学費を返してほしいのですが。

 A2 教育の質の保証(学位)、国家資格などを取得するためには、年間の授業数を確保する必要があり、不足する場合は資格を取得できなくなります。そのため夏休みなどを利用して授業や補講を行うことにしています。また、休校していてもその間の授業は、ネットを介し、課題提示や指導などで実施します。予定された年間の授業数には変わりありませんので学費等の返還はありません。

3 生活(お金以外)について

 Q1 マスクが手に入りません。何とかなりませんか。

 A1 マスクの増産が行われてはいますが、まだ手に入りにくい状況が続いています。そのため本学では授業開始に合わせて、全学生にマスクを配布する準備をしています。なお、手作りの繰り返し洗って使える布製マスクが注目されています。生地とゴムがあれば作れます。ガーゼなどの布がなくても、ハンカチで代用できます。ネット上にたくさんの記事があり、本学のHPでも紹介していますので、ぜひ作ってみてください。

4 短大生活(授業)について

 Q1 オンライン授業が不安です。

 A1 オンライン授業は4/22~5/2まで(2コマ目まで)を予定しています。各学科から指示が届いていると思いますが、初めての試みであり、皆さんの不安が大きいと思います。スムーズに進められるように進めて行きますのでご安心ください。なお、インターネット環境などの不安がある方、十分な受講環境を用意することのできない方は、速やかに教務課に相談してください。尚、準備期間が不十分であること、様々な環境の違い等に配慮し、修学上、不利益・不公平が生じないよう、課題の配布と指導を中心とした形式を主なものとします。安心してください。

 Q2 授業に遅れが生じるのではないかと不安です。

 A2 開講時期が2週間ほど遅くなりますが、前・後期とも15コマの授業は確保されています。さらに補講日も用意してありますので心配しないでください。既にお知らせしている「学事暦」を確認してください。

 Q3 ピアノの授業がいつからできるのか不安です。

 A3 ピアノの授業がオンラインでできるように調整中です。オンライン環境がない方でもできるように調整中です。講師の先生方と一致協力して皆さんをご指導しますので、安心してください。

5 短大生活(授業以外)について

 Q1 友達ができるかどうか不安です。

 A1 最初は、一人で授業を受けている人もいますが、怖がらず積極的に話しかけてみましょう。同じ学科、系の学生は受ける授業が一緒になることが多いので、同じ学科の友達ができれば他の授業も一緒に過ごせるようになります。本学は「少数ゼミ制」を採っており馴染みやすい環境です。また、今回の感染症対策を受けて席の配置はできるだけ間隔を取って授業を受けられるよう配慮しています。安心して授業を受けられるようにしています。

 Q2 部活動やいろいろな行事はどうなるのでしょうか?

 A2 部活動や各種行事の実施時期については今後の状況を慎重に見極める必要がありますが、早めに開始したいと考えています。各種の行事についても、できるだけ例年と同じように年間予定を調整しているところです。

6 実習について

 Q1 幼稚園・保育・施設実習、病院実習、介護実習、図書館実習、製菓実習、インターンシップはどうなるのでしょうか?

 A1 文部科学省及び厚生労働省等の養成実習に関する通達に則って対応します。
実習の実施時期、実施方法については、幼稚園や福祉施設、病院、企業と現在協議中ですが、基本的には施設等の方針に従って行うことになります。出来るだけ早めに、学生一人ひとり施設や実施方法等が違いますので担当教員から個別にお知らせいたします。皆さんの実習に不利益が生じないよう万全の態勢で対応いたします。

7 就職活動について

 Q1 就活をどうすればいいか、本当に就職ができるのか不安で一杯です。

 A1 就職活動中の2年生の皆さんは、説明会やイベントに参加など計画中だったと思いますが、それが今回の「緊急事態宣言」により思うようにいかなくなったかと思いますが、この際じっくりとネットで企業研究やWEBテストの練習を行って何時でも動ける体制を築いてください。ただ不安を抱えているのではなく、調査研究に当てましょう。4月からオンラインでの面談対応をスタートし、学生皆さんの相談に対応するとともに、企業側もWEBテストやWEB面接による試験を行うところも増えて来ていることから、皆さんの就活対策にも柔軟に応えられる体制を取っています。面談の希望者は学生課までメールや申し込みフォームで連絡ください。

 Q2 企業説明会に参加できなくて、とても不安です。

 A2 企業との接点が限られる中、WEB説明会やWEB面接等を行う企業も増えて来ています。各自、企業とコンタクトを取りエントリーを行う等、活動することも重要です。本学の進路相談室では、皆さんの不安や困りごとを少しでも軽減できるよう支援を続けていきますので、些細なことでも結構ですので、不安なこと等があれば、遠慮なくご相談ください。

8 その他

 Q1 5月以降の休校再延長はありますか?

 A1 現時点では5月7日から登校しての授業開始の予定です。仮に5月7日以降もコロナウイルス感染の拡大状況が続くとすれば、対面授業ではなく、インターネット等を活用した授業の継続をせざるを得ないものと考えますが、本学の場合には、座学だけではできない実習や演習などネットを介した授業では実施が難しい科目(実習・実技など)が数多くあり、その対応は多様で困難を極めます。前期の授業を後期に移し換えも考えていますが、やはり前期に実習ができない場合には前期試験や後期の実習にも相当影響が出てきます。夏季休業期間を使ったり、補講を行ったりして、皆さんの資格取得に影響が出来ないように最大限の努力をしてまいります。早めにその方針をお知らせできるようにしますので、もう少し時間を貸してください。

今後、皆さんから質問があればお寄せください。情報を共有します。