地域て゛活躍する聖和短大卒業生〔vol.3〕
6/16

ずっと現場で働いていきたい。利用者さんやご家族の方との関わりが好きです。(大友さん)東海林先生(以下敬称略) 今日は同期で同じ施設に入社されたお二人、大友さんと秋葉さんに、介護を目指すことになったきっかけや介護の仕事の魅力などをお話しいただきたいと思います。尾形 4月からお世話になります。先輩方、よろしくお願いします。大友・秋葉 私たちはまもなく入社して丸3年になります。よろしくお願いします。大友 こちらでは自分の担当するユニットの利用者さん方やご家族の皆さんとコミュニケーションをとりつつ、よりよい生活が送れるようにサポートさせていただいています。秋葉 直接的なサポートの他にはレクリエーション委員会でクラブ活動の責任者を任されています。クラブ活動の中で食事会というイベントを企画しており、2ヶ月に1回のペースで利用者さんが希望する飲食店に一緒に出掛けたりしています。東海林 働いて3年近くになると、お二人にも強い責任感が感じられますね。大友 あっという間に時間が過ぎ、新人ではなくなっていました。いつの間にかクリスマス会の責任者になっていたりとか。東海林 ではお二人が介護職をめざすことになったきっかけを教えてください。大友 私が中学生の頃に祖父が特別養護老人ホームに入りました。その時祖父を支えてくださった方にとても良くしていただいて。今思えば、その方と関りを持てたことがきっかけだったのかな、と思います。秋葉 私も中学生の頃、一緒に住んでいた祖母が認知症になり、デイサービスに通うことになったんです。それがきっかけで漠然と福祉の仕事に興味を持ち始めた感じです。そのころは調理系の仕事にも興味を持っていたんですけどね。東海林 お二人にとって介護の仕事の魅力、楽しさってなんでしょう。大友 利用者さんやそのご家族の方々、そして職場の皆さんとの日々の関りの中に楽しさややりがいがあると思います。ここでは職員同士もそうですけど、利用者さんとも家族の方ともみんな仲良くしていただいてて。温かいなって思う場所なんです。それがあるから、私はずっと現場で働きたいと思っていますね。秋葉 私もずっと現場で働いていたいと思っています。『ありがとう』って言われるのはほんとにうれしいです。また最初、元気がなく入居してきた方が普通にご飯を食べられるようになった姿を見ると、支えられてよかったな、と心から思います。2特別企画座談会「地域で活躍する先輩」と「内定者」の聖和短大同期生の二人の介護福祉士、大友萌さんと秋葉千咲さんに介護福祉士の魅力を聞きました。仙台青葉ロイヤルケアセンター6

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る